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旭川:常磐公園の桜は15日に満開になった [北の街]

毎朝6時30分になると、近くの寺院から梵鐘の音が聴こえてくる。夜明けが早くなったこの時期、朝晴れた空から射す陽光に乗って届く音色の響きは、いつも心地いい。
昨年から、この梵鐘を四季折々に撮り続けてきた。夏から始め、秋・冬と撮り終え後は桜の満開を待ち望んでいたのに、すっかりシャッターチャンスを逃してしまった。
たった1日でここまで被写体は変わってしまうものかと残念でならない。花びらは風に吹かれアスファルトの上に積もり、ピンク色の絨毯と化してしまった。

天文台横の桜IMG0001.JPG

その15日はというと、満開の桜が咲く常磐公園で自転車を押しながら桜スポットを捜し歩いていた。土曜日と桜の満開を聞きつけた人たちで、この公園にしては珍しく混雑していた。しかし残念な物があり、少々シャッターを押す気力が失せてしまった。

桜に電線??IMG0001.JPG

それは夜桜に合わせてなのだろうけど、提灯用のコードを木々に纏り付けてしまっている。そのコード線のせいで桜の木や花びらが上下に遮断されてしまい、絵にならない。もっと他に方法が無いものだろうか。そもそも夜桜を観るのにあの提灯が必要なのだろうか。理解できない。

千鳥が池IMG0001.JPG

といっても僕のほうも毎年同じアングルでしか撮影していないので、偉そうなことは言えないけれど。それでも先日11日より桜の開花が進み、かなりよく撮れたと納得はしている。もう一つシャッターを押していて感じるのは、昨年のナナカマドといい華々しさがない。一遍に咲かないので、ばらつきが目立つ。それはこの1・2年感じている。

千鳥が池西IMG0001.JPG

昨今、気候変動が盛んに言われているけど、そのせいなのだろうか。撮影後の高揚感が少ないのは空しささえ覚える。今年もすでに5月の後半に入った。還暦おじさんには時間の過ぎ行く速さの方がもっと気になる。近くの寺院の桜は来年まで待つしかないか。

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