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何をしてあげられるのか「東日本大震災の支援とは」 [コラム]

3月11日に発生した、M9.0の大地震と津波において、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。テレビのチャンネルを変えるたびに、被災で亡くなられた人の数が多くなっているのには心を痛めます。そして何もして差し上げられないもどかしさも同居しています。

それにしても、東京電力の隠したがる体質は変わっていないなとつくづく感じる。それは何故この不祥事に対し、原子力保安院の人員ばかりが説明に立ち、肝心な東京電力の代表が説明に立たないのか。結果、この緊急事態の対応が後手に回っているという印象を持たざるおう得なくなっている。

その裏側に、東海村で起きたJCO臨海事故の時にあった「隠す体質」が抜けきっていないということがまず始めに感じることだ。あの時は後になって隠していた、その姿勢や方法まであからさまになった。今回の対応にその反省を少しも感じない。これ以上悪い事態に陥らないことを祈るしかない。東電は「予期しない大地震」という言葉を隠れ蓑にしないで、詳しい説明会見を何度もすべきだろう。

一方政府は、枝野官房長官が記者会見を何度開いているも、ほとんどが福島原子力発電所の説明に追われている。それは分かるが、今現在被災し困窮している岩手、宮城の人たちの対応は他人任せに聞こえてならない。

テレビのレポーターなどの様子を見ていても、現地の要求は、まず食料で「特に水」の要望なのだ。他の医薬品などの物資もそうだが、地元は全てといっていいほど津波で流されているのだから、それらの流通の確保に全力を注ぐべきだろう。それには一般の人も含め、例えおにぎり一つでも、食料などを届けられるルートが、どうなのか、どこなのかをメディアを通し、広報すべきではないか。

阪神淡路大震災時の「ボランティア」や、この冬に大雪での渋滞時にあった「おにぎりボランティア」を思い出してほしい。みんな何か役に立ちたいと思っている人たちばかりなのだから。国民の力を信じ協力を要請してほしい。

それにしても、遠くにいて何もしてあげられないもどかしさだけが残る。

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