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ダルビッシュ・有のメジャーリーグ挑戦 「道民は応援している」 [スポーツ]

やっと決まったかという思いが先に来る。いま迄米国に渡った野球選手のなかで、最もメジャーリーグにふさわしい選手かもしれない。ダルならきっとやってくれる。

それにしても、テレビのスポーツ関連の番組を見ていて、メジャーリーグに挑戦する選手に対し好意的な話は少なく、どちらかというと否定するプロ野球OBが目立つのはどうしてだろう。

日曜日の朝に放送されるTBS「サンデーモーニング」では、よく「喝&アッパレ」が飛び交っていて見ていて面白い。でも独りよがりとしか思えない発言がしばしば飛び出る。張本勲氏の発言はそのものだ。大リーグ挑戦イコール「金でしょう」「日本のプロ野球を見捨てた」等の見解を出し片付けてしまうことが殆ど。

中にはそれらしき選手はいるのは分かるけど、殆どは自分の夢への挑戦ではないのだろうか。それを自分の考えだけで一刀両断に切り捨ててしまっていいのか。野球少年が大きな夢を持つ。実力を試したい気持ちが湧き上がる。ごく普通のことで廻りは応援してあげ、適わなかった時いつでも戻って来いと、挑戦を支えてあげてこそ野球ファンなのではないのか。

しかし、張本氏のような考えを持つことを全面否定するつもりはない。そう考える人も野球ファンの一人なのだろう。もしかすると、そういう心の背景に地域性があるかもしれない。道民が、1万人以上も札幌ドームに集まって、ダルの記者会見を見に行くことは、子どもの頃から都会に住む人(特に内地に住む人)にはわからない感覚なのだろうことは想像できる。

北海道の若者は、道内になかなか仕事が見つからない。しかたなく都会へ家族は送り出す。もう40年も前になるけど私もそうだった。都会に行かないと仕事がない。でもこうして帰ってくると温かく迎えてくれる。

だからダルビッシュのように、北海道日本ハムに入団し、育ち、日本のエースに成長し、次は米国へ渡ってメジャーに挑戦する姿には何も違和感を感じないどころか、ガンバレの気持ちでいっぱい。それが道民の心底からの言葉なのだ。

さあ今年はスポーツ満載の年になりそうだ。オリンピックやサッカーもそうだが、何よりダルビッシュの勇姿を見るのは楽しみ。ぎりぎり間に合ったか、元気な「マリナーズ・イチロー」選手との対戦を見られるのは今からわくわくする。

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